AIカメラで試合中継 アイスホッケー女子、無人で撮影

AIカメラを活用した試合中継の遠隔操作を体験する日本アイスホッケー連盟のアレックス・ラミレス理事=20日、東京都内

 2~3月に行われるアイスホッケー女子の日本リーグや全日本選手権で、人工知能(AI)カメラを活用し、遠隔操作のみによる試合のインターネット中継が行われる。日本アイスホッケー連盟と、映像配信事業を手がけるNTTスポルティクトが20日、東京都内で記者会見し、発表した。

 現地では無人で撮影するため、従来の放映に比べて大幅にコストを削減。視聴者はいろいろなアングルの映像を見ることができる。記者会見では、同連盟の理事を務める元プロ野球DeNA監督のラミレスさんが遠隔操作を体験し「多くの人に見てもらう機会になる。さまざまな角度から試合を見ることができ、強化にも役立つ」とアピールした。

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