VOXX、TBSテレビに新しい「ビデオアドSDK ™」を提供 / Screens

ビデオアドソリューション事業を展開する株式会社VOXX(東京都港区、以下「VOXX」)は20日、動画広告の新たな未来を築くため、革新的な「ビデオアドSDK™」の開発を発表。第1弾として株式会社TBSテレビ(東京都港区、以下「TBS」)に提供を開始した。

この新しい「ビデオアドSDK™」は、動画プレイヤーに埋め込むクライアントモジュールとして利用され、放送局などが運営するプレミアム動画サービスにおける動画広告の価値向上と視聴者に対する最適な広告体験を目指している。SDKは、米国のインタラクティブ広告業界団体IABの標準規格であるVASTやVMAPに対応しており、これにより現在広く流通する形式での動画広告配信に利用できると同時に、従来では困難であった柔軟な広告プレイヤーUIのカスタマイズが可能となる。

「ビデオアドSDK™」の特長は以下の通り。

01:
動画広告の標準規格に対応
IAB標準規格のVAST・VMAPに準拠し、グローバルな広告配信サーバで利用可能

02:
動画プレイヤーとのシームレスな連携を実現
動画広告の再生制御やUI制御のための様々なAPIを動画プレイヤーに提供し、シームレスな連携を実現する

03:
広告価値を高める新しい広告体験の創出
スマートデバイス向けの縦型動画広告など、革新的な広告体験を提供し、広告と動画サー ビスの双方の価値を高める

TBSは、「ビデオアドSDK™」を活用した新しい広告商品となる縦型動画広告「バーティカルビデオアド」をリリースし、無料動画配信サービス「TBS FREE」で2月20日より配信開始した。

この縦型動画広告「バーティカルビデオアド」は、スマートフォンの縦画面で番組冒頭のプリロール広告の先頭に配信され、スマートフォンの縦画面全体を使ったダイナミックな広告表現が可能となる。視聴者は、番組選択後にこの特別な広告に触れ新しい広告表現を体感することで、広告クリエイティブに対し、より深いエンゲージメントを生み出すことが期待される。

VOXXは、今後も広告表現の追求と新たなマーケットの開拓に努め、動画広告市場の進展に貢献していく方針。

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