瀬戸内海の海水から採れる良質な酸化マグネシウムで便秘を改善!

新生活シーズンに向けOTC医薬品便秘薬「マグミット(R)K」が発売

OTC医薬品便秘薬「マグミット(R)K」の発売発表会が20日、都内で行われた。イベントにはサンリオキャラクターで、同商品の応援団長も務めるシナモンロールも登場した。

医療用薬品の製造販売を約20年にわたり手がけて来たマグミット製薬は2024年2月1日より、薬局、薬店、ドラッグストアでOTC医薬品便秘薬「マグミット(R)K」(第3類医薬品)を販売する。同商品は瀬戸内海の海水から採れる良質なマグネシウムを使用した酸化マグネシウムを成分として使用。1日1回(または空腹時)、就寝前に服用し、腸内の水分を集めて便をほどよい柔らかさにすることでスムーズなお通じを促す。

マグミット製薬株式会社の代表取締役 副社長の上田勝哉氏は本商品について「グループ内で原料の酸化マグネシウムから製品までを一貫して製造、販売しており、品質のトレースや安定供給には自信を持っています」と胸を張る。セトラスホールディングスグループである同社は、酸化マグネシウムの製造をグループ会社の協和化学工業で、マグミット(R)Kの製造をマグミット製薬で行っている。

発売を2月1日に設定したのも「便秘は新しい生活をするこの時期に増えてくる傾向にあり、春に向けたタイミングで発売したかった」とその理由を明かす。便秘症状は新生活のストレスや環境の変化によって 増加する傾向があり、春に向けて新生活や新しい環境が始まるタイミングで販売することが重要だったという。

また同社は出勤している従業員が、病気やストレスを抱えた状態で就業しているため生産性が低下した状態を指すプレゼンティズム(疾病就業)に着眼しているとも紹介した。同社は2019年に米国消化器病学会で兵庫医科大学チームが発表した「慢性便秘症の人は年間122万円の労働生産性の損失がある」との研究発表や、同社が全国20歳から79歳までの男女を対象に行ったアンケートで、便秘に悩む人が約15%、全国で1,500万人いると推計されることなどを例に挙げ、この問題にセルフメディケーションでも対処できるよう、初めての利用者でも使用しやすい非刺激性の便秘薬をOTC医薬品として発売するに至ったと説明していた。

イベントにはマグミット製薬株式会社 製品担当 製剤開発部長の可知重人氏も登壇した。(了)

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