【MLB】大谷翔平、ベッツ、フリーマン「ビッグ3」の今季MVP最有力候補は 米メディアの予想オッズ

大谷翔平投手、ムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手の3人でもっともMVPに近いのは……米メディアが今季の予想オッズを公開した。

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■打者専念の大谷は厳しい評価も……

スポーツベッティングの情報を提供する米メディア『SportsGrid』は19日(日本時間20日)、今季のナ・リーグ年間MVPの予想オッズを公開。ドジャースが誇る最強の上位打線、大谷、ベッツ、フリーマンの3人を比較した。

もっともオッズが高かったのが大谷の+950。今季は打者に専念し、守備にも就かないため、二刀流のような圧倒的な貢献は難しい。記事では「三冠王か、キャリアでの新記録があれば、有利に傾く可能性がある」と紹介されている。

3人の中で“もっとも魅力に欠ける”とされつつも、大谷より低いオッズ+900だったのがフリーマン。ドジャース入団2年間で平均OPS.948を記録し、どちらのシーズンも100打点超え。安打になりやすい打球角度、8度から32度の「スイートスポット」へ打ちだす割合がメジャーナンバーワンで、傑出した打撃技術は折り紙つきだ。不運な当たりに見舞われたケースもあり、今季は上積みが期待できるとされた。

もっとも低いオッズがベッツの+650だったが、“成績後退を予想すべき”との注釈入り。メジャー全体ではブレーブスロナルド・アクーニャJr.外野手(+500)に次ぐ2番人気も、昨季のOPS.987は過去2シーズンより100ポイント以上跳ね上がっており、これ以上の上振れはないと指摘。成績が通常の範囲に収束することで、MVPの可能性は下がると記されている。

以上の点を踏まえ、記事では「ドジャース3選手ではフリーマンがMVPの最有力候補」とした。大谷にとってはやや厳しい見解だが、昨季並みのパフォーマンスを最後まで維持できればライバルたちを抜き去る可能性も十分ある。群雄割拠のナ・リーグで最高の栄誉を掴むのは、果たして誰になるのか。

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(H.Ariga/SPREAD編集部)

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