中国広東省の重点建設プロジェクト計画、総投資額1兆元

中国広東省の重点建設プロジェクト計画、総投資額1兆元

 広東省深圳光明サイエンスシティの先行開発区。(2023年4月17日撮影、深圳=新華社記者/梁旭)

 【新華社深圳2月20日】中国広東省は18日、深圳市で開いた省の質の高い発展に関するカンファレンスで、2024年の重点建設プロジェクトの投資額は計画ベースで1兆元(1元=約21円)だと明らかにした。

 省発展改革委員会の艾学峰(がい・がくほう)主任は、24年に計画している重点建設プロジェクトは1508件、投資額は1兆元だとし、うち産業関連プロジェクトが半数を超え、新世代情報技術(IT)、バイオ、ハイエンド機器製造、新素材の4産業のプロジェクトが370件余り、年間投資額が約1500億元を占めると説明した。

 同省は現在、粤港澳大湾区(広東省・香港・マカオビッグベイエリア)の科学技術イノベーションと産業イノベーションに関する取り組みを強めている。第5世代移動通信システム(5G)や集積回路(IC)、ナノマテリアル、バイオの4産業のイノベーション拠点構築に力を入れ、国家産業イノベーションセンター、エンジニアリング研究センターなどのプラットフォームの建設を加速している。

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