東レ女子 海外挑戦を見据えた関菜々巳の退団を発表

バレーボールの国内リーグ、VリーグV1女子の東レアローズは、関菜々巳が2月29日(木)付で退団することを2月20日(火)に発表した。

関は柏井高を経て2018年に入団すると、1年目の2018-19シーズンからセッターとして33試合に出場。チームはファイナルに進み準優勝を飾り、自身は最優秀新人賞とベスト6を獲得する活躍を見せた。その後も正確なトスを武器に2020-21シーズンにもベスト6を獲得するなど、6シーズンにわたりチームの司令塔として活躍した。チームは、来シーズン海外リーグへ挑戦したいという本人の強い要望に応え送り出すことを決めた。

退団選手の詳細およびコメントは下記の通り。

■関 菜々巳(せき・ななみ)

セッター/身長171cm/1999年6月12日生まれ/千葉県出身/柏井高(千葉)

▼コメント

このたび、東レアローズを退団することとなりました。

たくさん悩みましたが、自分自身が悔いのないバレーボール人生を送るためにこの決断をいたしました。

いろいろな事情があるなか、了承してくださったチームには感謝しております。そして、この6年間に関わってくださったすべての関係者の皆さまに感謝申し上げます。

私にとってここでの6年間は何にも代え難いものです。たくさんの経験をさせていただいて、素敵な仲間と出会い、苦しいことや辛いこと、悔しい思いをしたことのほうが多かったですが、思い返すとやっぱり楽しかったなという気持ちが一番です。在籍中に優勝という結果を残せなかったことが唯一の心残りですが、東レアローズに入団できて、アローズの一員として戦うことができて本当に幸せでした。どこよりも温かいこのチームが本当に本当に大好きです。ありがとうございました。

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