テイラー・スウィフト、恋人所属チームの悲劇に10万ドル寄付 銃撃事件犠牲者遺族に「悲しい喪失」とコメント

歌手のテイラー・スウィフトが、スーパーボウル優勝パレードで銃撃され亡くなった女性の遺族に10万ドル(約1500万円)を寄付した。

11日(日)のスーパーボウルでカンザスシティ・チーフスがサンフランシスコ・49ersを下した。チーフスは14日(水)に地元ミズーリ州カンザスシティのユニオン・ステーションでパレードを行っていたが、ここで銃撃事件が発生。44歳のDJリサ・ロペス・ガルヴァンさんが帰らぬ人となっていた。リサさんの夫と2人の子供に「必要不可欠な経済支援」を行うために開設されたGoFundMeのページに、同チームのタイトエンド、トラヴィス・ケルシーと交際中のテイラーが5万ドル(約750万円)の寄付を2度行った。

同サイトにリサさんの遺族は7万5000ドル(約1120万円)の目標を掲げこう綴っている。「リサ・ロペス・ガルヴァンの家族のために基金が設立されました。リサはチーフスのスーパーボウルの優勝パレードで不合理に殺されたのです。2人の子供と22年間付き添った夫が残されました」「素晴らしい母親、妻、娘、姉妹、叔母、従姉妹でした。彼女の命が失われた深い悲しみの中、本人の家族について皆さん引き続き祈ってくださるようお願いします。この基金は想像できないような悲劇に見舞われた彼女の家族に、必要不可欠な経済支援を提供するものとなります。額は問いません」

8分を空けて5万ドルずつを寄付し、「あまりに悲しい喪失を経験する皆さんに、心よりお悔やみ申し上げます」とコメントを残したテイラー、後日テイラーの広報が寄付は本人からのものであることを認めていた。

負傷した21人のうち、半数以上が16歳以下で多くは命に関わる怪我を負った同事件、搬送先となった3つの病院のうちの1つは、すでに退院した人が3人、安静状態の患者が1人、重傷ではあるが回復中の患者が2人と発表していた。同事件では、武装した容疑者3人が拘束されている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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