「こんなふうになる思わんかった!」松本人志モノマネ“封印”でJP思わず絶叫、新たな「激似キャラ」模索の日々

モノマネ芸人・JPが、2月19日に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)にゲスト出演。ブレイクのきっかけとなったモノマネを披露できないことに嘆く場面があった。

この日の放送では、「令和モノマネBIG3」として、ほいけんた、キンタロー。とともに金髪のカツラをかぶって登場したJP。MCのくりぃむしちゅー・上田晋也に「どなたですか?」と聞かれ、「こんばんは、香取慎吾です」とあいさつしたものの、しゃべくりメンバーからツッコミがなく、リアクションの薄さに困惑したのか、番組開始から5分後に、カツラを脱いでしまった。

番組の中盤で、上田から「ていうか、いちばん得意なモノマネ、やらなくなった?」と、松本人志のモノマネについてふれられると、JPは「こんなふうになる思わんかった!」とイスから立ち上がって絶叫。ようやくスタジオが笑いに包まれた。

テレビ制作スタッフが裏話を明かす。

「松本人志のモノマネを用意してましたけど、本人が活動休止中のため、“大人の事情”ということで中止になりました。そこで、代わりになんのモノマネでオープニング登場しようか、となったんです。JPさんが苦肉の策で香取慎吾さんのモノマネが『派手めで、パッと見でわかりやすいのでは』と提案し、それでいきましょう、ということになりました。でも正直、しゃべり出すと似てないので、深く掘り下げることはしませんでしたね」

どうやら香取モノマネは不発に終わったようだ。番組では、松本のモノマネにふれることは少なかったが、JPの嘆きだけはしっかり放送されていた。

「JPさんは松本さんのイメージが隠しきれず、松本さんモノマネの関連トークもありましたが、ほぼカットでした。使われたのは、『こんなふうになる思わんかった!』という部分だけ」(同前)

番組後半では「豪華モノマネコラボ」として、明石家さんまに扮したほいけんたがMCを務める『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)のパロディ『モノマネ御殿!!』がおこなわれ、志村けんのモノマネでブレイク中のレッツゴーよしまさらが登場。JPは中山秀征のモノマネを披露したが、スタジオが盛り上がることはなかった。

放送終了後、自身のXに《皆さんのお力で最高の収録になりました》と投稿したJP。視聴者からはさまざま意見が寄せられている。

《そっか、JPはあのモノマネ封印せざるをえないのか》

《あの人がいない今、JPのモノマネが見たいけどね…》

《しゃべくり見ようと思ったらモノマネ芸人SPでJPが香取慎吾の仮装して出てきて消した》

松本の活動休止はJPにとって死活問題であると、芸能プロ関係者は話す。

「松本さんの件では“二次被害”を被ってますね。JPさんは2022年にテレビ出演本数が250本を超え、2023年もその勢いは続いていましたが、2024年に入って激減。松本さんのモノマネだけでは食べていけない状況です」

JPのモノマネレパートリーは500以上といわれているが、松本以外の得意なネタも危ういという。

「長瀬智也さんや三宅健さんなど、元ジャニーズメンバーのモノマネも得意としていますが、どれも極端に誇張したものばかり。長瀬さんも三宅さんも熱心なファンが多く、JPさんの“おふざけ”を受け入れられない方も少なくありません。今回の『しゃべくり』出演でも、不快感を示す香取さんのファンがいました。

また、元ジャニーズのトップアイドルとはいえ、松本さんのモノマネほどバラエティ番組で使い勝手のよさはありません。急いでみんなが納得する次の激似モノマネを思案中です」(前出・芸能プロ関係者)

3月から始まる松本の裁判の状況次第では、番組でイジってもらうこともさらに少なくなる可能性もある。JPは、次の一手を見つけられるのだろうか。

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