This is LASTの楽曲の世界観を原案に映像化する「痛ぶる恋の、ようなもの」。メンバーが撮影現場を訪問

テレ東系では3月7日から木ドラ24「痛ぶる恋の、ようなもの」(木曜深夜0:30)がスタート。本作はスリーピースロックバンド・This is LASTの楽曲の世界観を原案に映像化したドラマで、This is LASTは主題歌「アウトフォーカス」を担当する。このほど、ギター&ボーカルの菊池陽報とドラムス・鹿又輝直が撮影現場を訪れ、主演の望月歩、共演の小川未祐河村花との対面を果たした。

芸術大学に通う映像学科3年生・根津晴(望月)は初めて監督として作品制作を行うことにしたが、何を撮ったらいいのか分からず悩んでいた。そんな根津の様子を見に来た同期のカメラマン・吉川(櫻井健人)のスマートフォンに、フィルターなしのリアルな投稿をするアプリ・モータスの通知が届く。モータスに興味のない根津だったが、後輩・臼井都(河村)の投稿に、自分の彼女・久我ユリ(小川)の浮気現場が写っていることを偶然知ってしまう。根津は意を決して、ユリに誰とキスしていたかを問いただす。

This is LASTは、2018年5月に結成した千葉県柏市発のスリーピースロックバンド。⾚裸々に実体験と思いをつづった歌詞とライブパフォーマンスが、SNSやライブハウスを中⼼に多くのティーンから⽀持を集めている。

今回、自身の楽曲の世界観がドラマの原案となったことについて、菊池は「今までバンドとして一つずつ地道に積み上げてきた僕たちのスタイルをたくさんの人に知ってもらえるいい機会だと思いました。実体験を基に楽曲制作をするというThis is LASTのスタイルを音楽としてしっかり確立してきたからこそ、今回のお話があったと思うので、今まで自分を信じてやってきたことが間違いではなかったと感じています」とコメント。

また、今回初めて地上波ドラマの主題歌を担当。本作のために描き下ろした楽曲「アウトフォーカス」については、「相手、彼女を見ているようで、その周辺にフォーカスを当ててしまう主人公の気持ちと、自分自身の実体験を織り交ぜて表現しました。たくさんの人に聴いていただきたいです」と思いを伝えている。

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