猫にまつわる『ギネス世界記録』5つ 世界にはびっくり記録を持つスゴい猫たちがいる!

1.史上最長寿命

ご長寿猫としてギネス世界記録に認定されているのは、アメリカの『クリーム・パフちゃん』です。1967年8月3日に生まれ、2005年8月6日に寿命を迎えた彼女は、なんと38年3日という長い年月を生きた猫でした。

人間だと38歳はまだまだ中年ですが、猫でいう38歳は人間の170歳以上にあたいします。

また猫の平均寿命が13才~16才ほどであることから考えても、38歳3日という寿命は、驚異的な数字であることがわかります。

2.全長が世界一長い

よく「猫は意外と伸びる」と言われていますが、伸ばしたとしても、尾っぽまで含む全長50cm~80cmていどであると思われます(猫種により変動)。

そんななか、ギネス世界記録に認定されている「世界一長い猫」は、なんと体長(尾っぽをふくまない)123cm。規格外の大きさを記録した猫は、『ストゥーウィーくん』という猫です。

ストゥーウィーくんは、最も長い猫だけでなく「最も長いシッポを持つ猫(14.5cm)」にも認定されたことがあるメインクーンです。2013年に亡くなっています。

また同じメインクーンで、オーストラリアの『オマール君』が体長120cm、体重14kgで2017年にギネス認定。2019年にはイタリアに住むメインクーンの『バリベルくん(120cm)』も、存命中の最も長い飼い猫として認定されました。

3.世界一背が低い

世界一大きな猫がいる一方で、「世界一小さい猫」もギネス世界記録に認定されています。

記録に残る最小の猫は、アメリカで飼われていた『ティンカー・トイ』というブルーポイントヒマラヤン・ペルシャ。体高は7cmしかなく、体長さもわずか19cm。この数字から、少し大きめの筆箱くらいのサイズ感がイメージできます。なお、ティンカー・トイは、1997年に亡くなっています。

また存命している「世界一背の低い猫」は、床から方までの体高がわずか13.34cmの『リリプットさん』。カリフォルニア州に住むマンチカンです。350mlの缶ジュースていどの高さしかないと考えると、その小ささがうかがえます。

4.最もInstagramのフォロワーが多い

ギネス世界記録の「最もInstagramのフォロワーが多い猫」として2020年に認定されたのは、サイアミーズとペルシャのミックスである『ナラちゃん』。Instagramは「nala_cat」で、ギネス世界記録に認定された当初、フォロワー数は4.4253.973。2024年現在は453.7万人という、まるでインフルエンサーのような存在ですね。

5.ゴロゴロ音が大きい

猫が喉を鳴らす「ゴロゴロ」という音は、癒しの音とも言われています。通常のゴロゴロ音は、およそ25デシベル。たとえるなら、鉛筆で紙に文字を書くていどの音量です。

ところがイギリスの『マーリン』という猫は、大音量のゴロゴロを慣らす猫なのです。公式記録で67.8デシベルです。一般的に50デシベルはエアコンの駆動音や換気扇の音で、60デシベルを超えると洗濯機やトイレの水を流す音。距離があってもはっきりと聞こえるレベルの音であることがわかります。

まとめ

今回は、猫にまつわる『ギネス世界記録』について解説しました。

猫にまつわるギネス世界記録は、今回解説した内容以外にも存在します。

たとえば世界一ヒゲの長い猫の持つ19cmという長いヒゲは、世界一背の低い猫の体高よりも長いことになりますね。

他にも、体の特徴だけではなく「1分間にできる芸の数」で世界一の猫もいますし、ネズミの捕獲数世界一、子供をたくさん生んだ猫なども記録されています。

さまざまな猫の「ギネス世界記録」を眺めつつ、愛猫が登録できそうなものがないかを考えるだけでも楽しそうですね。

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