千葉県出身69年ぶり 新大関琴ノ若“もう一つ上を目指す”

千葉県出身69年ぶり 新大関琴ノ若“もう一つ上を目指す”

 千葉県出身力士で69年ぶりとなる、大関に昇進した琴ノ若関が2月20日、県庁を表敬訪問し今後の意気込みを語りました。

 松戸市出身の新大関・琴ノ若関は20日夕方、父親で師匠の佐渡ケ嶽親方とともに県庁を訪れました。

 出迎えた熊谷知事は、「千葉県出身69年ぶりの快挙で、県民に勇気と感動を与えてくれた。これからも県を挙げて応援していきたい」と功績を称えました。

 これに対し琴ノ若関は、「生まれ育った千葉で鍛錬を積んで、大関になれたので感謝している。もう一つ上を目指すうえで、これからも千葉で稽古に励んでいきたい」と応えました。

 懇談の中では、佐渡ケ嶽親方から、土俵上での負けん気の強さは、祖父で元横綱の琴桜ゆずりであることや、幼少期から相撲部屋で力士に囲まれながら生活を送ってきたエピソードなどが披露されました。

 琴ノ若関は3月10日から新大関として春場所に臨みます。

琴ノ若関
「千葉県出身として今まで以上にいい相撲を取って、大関として責任感・緊張感を持って精進していくので、これからも応援よろしくお願いします」

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