川崎はベスト16敗退。ミスからの2失点も響き山東泰山に2-4敗戦、2戦合計5-6で8強入りならず【ACL】

川崎フロンターレは2月20日、アジア・チャンピオンズリーグのラウンド16第2戦で中国の山東泰山と等々力陸上競技場で対戦。2-4で敗戦を喫し、第1戦との合計スコア5-6でベスト16敗退となった。

敵地で行なわれた第1戦は川崎が3-2で勝利。引き分け以上で次のラウンドに進める、優位な状況での一戦となった。

川崎は立ち上がりから主導権を握るも、一瞬の隙を突かれて8分に失点。自陣でのビルドアップのシーンで、大南拓磨がボールを奪われた流れから、クリサンにヘディングでネットを揺らされてしまう。

攻勢に出るホームチームは、なかなかチャンスを仕留め切れず。すると25分に、左CKのショートコーナーをカットされ、ロングカウンターを受ける。最後はゴール前への折り返しに合わせたガオ・ジュンイーに決められ、2点のビハインドとなる。

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それでも30分、自陣左サイドで三浦颯太がボールを奪った流れから、山本悠樹がペナルティエリア左にスルーパスを供給。これに走り込んだ三浦が左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右に突き刺さり、1点を返す。

後半も川崎のペースで進むと59分、右サイドを抜け出した家長昭博のクロスにマルシーニョが右足で合わせる。これは左ポストに阻まれるも、はね返りに反応したエリソンが左足で押し込み、同点に追いつく。

しかし、73分にクリサンに強烈なグラウンダーのミドルシュートで追加点を奪われると、90+7分にはジャジソンにボレーシュートを決められる。このまま終了し、川崎は2017年大会以来の8強入りとはならなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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