電気代を節約しながら防寒する4つの方法。厚着で対策している人が半数以上

昨年から続く物価高の影響で、家計の負担を感じている人が多くいるでしょう。

冬場は、暖房代に頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、冬の寒さ対策としての節約方法を解説します。

みんなが行っている寒さ対策

株式会社groove agentは、東京都に住む30~40代の男女1,000人を対象に「家の寒さと対策法、断熱への関心度についてアンケート調査」を実施しました。

出典:ゼロリノベ調べ「家の寒さと対策法、断熱への関心度についてアンケート調査」(以下同)

家の寒さがどの程度気になるかについては、「全体で気になる」(39%)が最も多く、「気にならない」(34%)、「一部の部屋で気になる」(27%)と続きました。

家で行っている寒さ対策については、「暖房器具を使っている」(602票)が最も多く、「衣類やスリッパで防寒する」(530票)、「断熱効果の高いカーテンに変える」(162票)と続きました。

冬の寒さが気になっている人は6割以上にのぼります。

また、「暖房器具」や「衣類やスリッパ」で防寒対策を行っている人が多いようです。

しかし、暖房器具を使いすぎると家計の負担が増えてしまいます。

節約しながら防寒する方法

ここからは、上手に節約しながら防寒する方法について解説します。

  • 扇風機やサーキュレーターの併用
  • フィルターや室外機の掃除
  • 厚着や防寒グッズの活用
  • 断熱窓の設置

扇風機やサーキュレーターの併用

暖かい空気は上にのぼります。

そのためエアコンを使っていても天井近くが暖かく、足元付近は冷えていることもあります。

扇風機やサーキュレーターを併用することがおすすめです。

扇風機やサーキュレーターをエアコンの対角線上に置くか、それができない場合は上に向けましょう。

天井方向に風を送ることで、暖かい空気を循環させることができます。

フィルターや室外機の掃除

エアコンは使用しているとフィルターにホコリがたまってしまいます。

ホコリを放置していると、暖房効率が落ちて余計な電力を使うことになります。

電気代金を節約するためには、定期的にエアコンのフィルターを掃除してホコリを取り除くと効果的です。

また、室外機のメンテナンスも重要です。

エアコンは、室外機で外の暖かい空気を取り込むことで、暖房をしています。

そのため、室外機が汚れていたり、室外機の周りに物が置いてあったりすると、暖房の効きが悪くなります。

室外機の掃除を定期的に行い、室外機の周りを片付けておきましょう。

厚着や防寒グッズの使用

単純な方法ですが、厚着や防寒グッズの使用も効果的です。

身体を暖めれば、設定温度を低くしても過ごしやすくなります。

身体を冷やさないようにするためには、首や足首、腰まわりを温めるのが効果的です。

レッグウォーマーやネックウォーマーなどを使うと、身体が冷えにくくなります。

また、電気マットや電気毛布などは、エアコンに比べて電気代がかかりません。

厚着をしたり防寒グッズを活用したりして、エアコンの設定温度を下げる工夫をしましょう。

断熱窓の設置

暖めた空気は、窓から逃げてしまいますが、断熱窓にすることで防ぐことができます。

断熱窓に変えるには、一時的な出費になるため躊躇する人もいるでしょう。

しかし、断熱窓にすることで、夏の冷房効果を高めることもできます。

また、一度変えてしまえば毎年効果が続くため、長い目で見れば大きな節約効果が期待できます。

断熱窓にする際は、「住宅省エネ2024キャンペーン」の利用がおすすめです。

省エネ効果の高い「断熱窓」や「断熱ドア」に改修する費用に対して、5万~200万円の補助金が支給されます。

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