自転車ヘルメット着用を 亀岡市で「かめヘル運動」スタート

亀岡市や亀岡警察署など亀岡の4団体が20日協定を結び、自転車に乗る際のヘルメット着用を地域全体で促す「かめヘル運動」に乗り出しました。
協定の締結式には、亀岡市の桂川市長をはじめ、亀岡警察署・亀岡商工会議所・亀岡市観光協会のトップが顔を揃えました。亀岡署によりますと、市内のヘルメット着用率はおよそ8%と、府内全域の着用率10.6%を下回っています。また去年管内で起きた31件の自転車事故のうち、ヘルメットを着用していなかった人は28人にのぼっています。式には、ヘルメット着用をPRする「かめヘル大使」に任命された、市の観光マスコットキャラクター、「明智かめまる」も登場し、委嘱状が手渡されました。また、市内にある大井こども園の園児およそ40人が、手作りのヘルメットを被り、ヘルメットの着用を元気によびかけました。協定を締結した4者は、市内の自転車ヘルメットの着用率を上げるため、今後連携を進めていくとしています。

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