「分かりやすく整理し議論を1個1個やっていけば」静岡県議会自民会派がリニア勉強会 県とJRの見解を確認

リニア新幹線の工事をめぐり、静岡県議会の最大会派自民改革会議は2月20日、静岡県とJR東海の見解などを確認するための勉強会を開きました。

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自民改革会議が20日開いたのはリニアの勉強会です。勉強会は非公開で約2時間行われ、JR東海の関係者や静岡県の職員が現状を説明したということです。

リニア工事をめぐっては2023年、自然環境などへの影響に関する国の有識者会議の報告書がまとまりました。

しかし、川勝知事は20日も…。

<静岡県 川勝平太知事>
「県が国の有識者会議に対して提出した意見書の内容が反映されていないなど、課題が残されております」

静岡県は2月、JR東海に示している47項目の懸念のうち、30項目が解決されていないと主張しています。自民改革会議は20日、県とJR東海のそれぞれの見解を確認し今後の課題などを共有したということです。

<自民改革会議 増田享大代表>
「県の言っていることももちろん、JR東海も静岡工区のこと、流域のみなさんのことを心配しているので、わかりやすく整理して議論を1個1個やっていけばいいのではという思いが、きょうはしました」

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