お弁当に入れてはいけない６つの「傷みやすい食材」と長持ちさせるコツ

お弁当に何でも入れてはいけない理由

お弁当には、好きな食品を詰めたい気持ちはわかります。しかし、お弁当は作ってすぐに食べられるわけではないため、誤った食材を詰めると食中毒のリスクがあります。

ここでは、お弁当に入れると食中毒の可能性がある食材をご紹介します。また、食中毒になりにくい食材も併せて紹介するので、お弁当作りの際は参考にしてみてください。

お弁当に入れるべきではない、傷みやすい食材は次のとおりです。

混ぜ込みご飯は、含まれる水分によって傷みやすくなります。

おにぎりを作る際は、ラップでしっかりと握り、味付け海苔などは別添えで用意しましょう。

生の野菜は水分を多く含むため、特に夏場は避けたほうが良いです。レタスやきゅうり、もやし等は特に避け、ミニトマトは夏場でも大丈夫ですが、水気をよく拭き取ってからお弁当に入れましょう。

果実も野菜と同じく水分を多く含むため、夏場のお弁当への持参は避けた方が無難です。涼しい時期になったら、好きな果物を持って行きましょう。

ポテトサラダは、含まれる水分やきゅうり、玉ねぎ、コーン等の具材によって傷みやすくなります。お弁当の人気メニューですが、夏場のお弁当には不向きです。

お弁当に卵を入れる場合は、固ゆでが鉄則です。卵焼きや厚焼き玉子も、しっかり火を通すことが大切です。半熟の黄身は、食中毒のリスクを高める可能性があります。

煮物や汁気のある炒め物は、お弁当の中で劣化しやすく、他の食材への味移りや液漏れの原因になります。炒め物や煮物を入れる場合は、汁気をしっかり切っておくことが重要です。

食中毒を防ぐためにも、お弁当では傷みにくい食材の選択が重要です。以下に、おすすめの食材を挙げます。

これらの食材を使いながら、以下のようにお弁当を長持ちさせる工夫をしましょう。

これらのポイントを心掛けてお弁当作りに取り組みましょう。

お弁当を作る際は、家族の好みと傷みにくい食材を賢く組み合わせましょう。お弁当の内容が傷まず、みんなが幸せな気分になるようなお弁当の工夫を凝らし、愛情を込めて準備してください。食中毒のリスクを最小限に抑えつつ、お弁当の時間を一層楽しいものにするための心遣いが大切です。