恩師の永眠から44日後 ...元ドイツ代表ブレ―メが63歳の若さで急逝。90年W杯決勝でV弾PKを決める

元ドイツ代表DFのアンドレアス・ブレ―メ氏が死去した。63歳だった。

ドイツ紙『Bild』などによれば、2月19日の夜にミュンヘンで心停止となり、救急搬送。蘇生措置が施されたものの、手遅れだったという。

左SBが主戦場だった同氏は現役時代、カイザースラウテルン、バイエルン、インテルなどで活躍。ドイツ代表でも86キャップを刻み、優勝した1990年のイタリア・ワールドカップでは、決勝のアルゼンチン戦で1-0の勝利に導くPKを決めている。

先月7日には、その時のドイツ代表(当時は西ドイツ)を指揮していたフランツ・ベッケンバウアー氏が永眠したばかり。その44日後、恩師の後を追うようにレジェンドが急逝し、ドイツ国内は深い悲しみに包まれている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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