茨城県内は20日、南から暖かい風が入り込んだ影響で、4月下旬~6月中旬並みの陽気となった。水戸地方気象台によると、最高気温はつくば市で23.8度、土浦市と龍ケ崎市で23.3度など、全14観測地点で20度以上を記録し、いずれも今年最高となった。
水戸市千波町の千波湖では、半袖や薄着の観光客や散歩する人の姿が多く見られた。友達と遊びに来た同市の高嶋温くん(11)は「夏が来たみたい。最近暑くて半袖半ズボンで過ごしている。アイスが溶けるのが早い」と笑顔で話した。
同気象台によると、21日は前線が本州の南に停滞する影響で、水戸市では雨が降る見込み。最高気温は8度にとどまるとみられる。