ワン・イーボー主演映画3本が2023年の傑作映画に選ばれる―中国

中国で俳優、歌手、ダンサーとして活躍するワン・イーボー(王一博)について、捜狐娯楽が20日、SNS・微博(ウェイボー)のアカウントに「主演映画3本が中国国家電影局の2023年傑作映画に選ばれた」と投稿し、注目されている。投稿によると、選ばれたのは「無名」「長空之王」「熱烈」の3本。

中国で23年1月22日に公開された「無名」は、第2次世界大戦下の上海を舞台にしたスパイ映画。日本の真珠湾攻撃後、汪偽政府(汪兆銘政権)下で、命を危険にさらして情報を収集し続けた中国共産党の特務機関による死闘を描いた。ワン・イーボーと香港のベテラン俳優トニー・レオン(梁朝偉)のダブル主演。日本でも今年5月に公開される。

中国で23年4月28日公開の「長空之王」は、国のために困難な任務を遂行する飛行部隊の物語で、ワン・イーボーはエースパイロットを演じた。日本未公開。

中国で23年7月28日公開の「熱烈」は、ストリートダンスをテーマとしたコメディータッチの作品。ワン・イーボー演じる陳爍は、困難な環境の中でも夢を持ち続け、偶然出会ったホアン・ボー(黄渤)演じる丁雷のダンスグループに加入し、さまざまな逆境に立ち向かっていく。日本では昨年、東京と大阪での中国映画週間で上映された。

ウェイボーでは、主演映画3本が2023年の傑作映画に選ばれたことについて、ファンなどから「強調すべきなのは、昨年は映画の世界に飛び込んで1年もたっていなかったということ。本当に素晴らしい」「主演作が次々に評価されて、ファンとしてとてもうれしい」「役者としての成長も著しい」「これからも応援し続けます」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

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