熊谷紗希&南萌華所属のローマ女子がスプーニャ監督との契約延長を発表!昨季初の女子セリエA制覇、公式戦勝率は85%

ローマとの契約延長が発表されたスプーニャ監督[写真:Getty Images]

なでしこジャパンのDF熊谷紗希とDF南萌華を擁するローマの女子チームは19日、アレッサンドロ・スプーニャ監督(50)との契約延長を発表した。

新たな契約期間は2026年6月30日までとなる。

これまでトリノやユベントスの男女ユースチームを指導してきたスプーニャ監督は、エンポリの女子チームを経て、2021年7月からローマの女子を率いている。

ローマでの3年間では、2022-23年シーズンにクラブを史上初の女子セリエA優勝に導き、女子スーペル・コッパとの2冠を達成。昨季はUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)でも、ベスト8に入る躍進を見せた。

今季はUWCLこそグループステージ敗退に終わったものの、リーグ戦ではレギュラーシーズンを2位ユベントスと勝ち点8歳の首位で終え、連覇への道は明るい。公式戦の勝率は85%と、圧倒的な結果を残している。

スプーニャ監督は契約延長に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを残している。

「この数シーズン、イタリア最高のクラブであるローマで仕事を続けられることができ、とてもうれしく思っています」

「女子チームへの献身と継続的な投資をしてくれたフリードキンファミリー、私や選手、そして目標に向かって日々努力するスタッフを信頼してくれた(エリザベッタ・)ベティ・バヴァニョーリ代表と経営陣に感謝します」

「我々は、今後もイタリアで毎年、自身の歩みを確認するために協力し続け、ヨーロッパでさらなる進歩を遂げられるよう、努力していきたいと思います」

© 株式会社シーソーゲーム