広東省梅州市大埔県の花萼楼。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
【新華社梅州2月20日】中国広東省梅州市大埔（だいほ）県大東鎮聨豊村にある「花萼（かがく）楼」は、客家（ハッカ、北方から南方に移住した漢民族の一支流）の典型的な土囲楼（外壁を要塞のように囲った集合住宅）で400年近い歴史を持ち、2019年に第8次全国重点文物保護単位（国宝・重要文化財）に指定されている。円型の建物が花のがくに似ていることや、兄弟と隣人、村全体が仲むつまじく暮らすとの意味から「花萼」の名が付いた。
広東省梅州市大埔県の花萼楼。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
土と木材で造られた高さ11.9メートルの円型建物で、敷地面積は2300平方メートル、延べ床面積は2286平方メートル。三重の円楼に210部屋が設けられている。合理的な配置で冬は暖かく、夏は涼しく、精巧な設計と独特な構造により客家の人々の生活理念である円満、団結、均等、平等を表している。広東省の土囲楼の中で最も規模が大きく、最も設計が美しく、最も保存状態が良い古民家であり、世界の民居建築の一大奇観とされる。
広東省梅州市大埔県の花萼楼。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
広東省梅州市大埔県の花萼楼。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
花萼楼の観音殿。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）、
観音殿の楼上から見た花萼楼の入り口。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
花萼楼の部屋の内部。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
花萼楼の部屋の内部。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
花萼楼で開かれている客家民俗文化展。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
花萼楼で開かれている客家民俗文化展。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
花萼楼の古井戸。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
花萼楼1階の住宅。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
花萼楼3階の部屋から見た景色。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
花萼楼の入り口。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
花萼楼の入り口。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
花萼楼の外壁。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
花萼楼の外壁の外側。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
花萼楼の外壁の外側。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
花萼楼の外壁の外側。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
花萼楼の傍らを流れる梅潭河。（2月6日撮影、梅州＝新華社配信/畢建鴿）
