ホーム・デポ、24年通期見通しが予想下回る 需要低迷継続を想定

Deborah Mary Sophia Granth Vanaik

[20日 ロイター] - 米ホームセンター大手ホーム・デポが20日に発表した2024年の通期見通しはアナリスト予想を下回った。インフレが続く中、消費者が住宅リフォームへの支出を引き締め、引き続き需要が低迷するという。

同時に発表した第4・四半期決算では売上高が予想以上に落ち込み、株価は2%安となった。

24年の既存店売上高は約1%減の見通し。市場予想は0.06%増だった。

第4・四半期の顧客のトランザクションは1.7%減。11四半期連続で減少した。その結果、既存店売上高は3.5%減と予想以上の落ち込みとなった。

24年の1株利益は約1%増を想定。市場予想は3.62%増の15.61ドルだった。

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