負傷者続出でルートン・タウン戦を迎えるリヴァプール…クロップ監督が厳しい台所事情を嘆く

リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、負傷選手の状況について言及した。20日、イギリスメディア『スカイ』が同監督のコメントを伝えている。

ここまでのプレミアリーグで17勝6分2敗を記録し、勝ち点「57」の首位に立つリヴァプール。4シーズンぶりとなるリーグ制覇の可能性に加え、FAカップ、カラバオ・カップ、ヨーロッパリーグ(EL)を含めた“4冠”達成も視野に入る同クラブだが、21日に行われるプレミアリーグ第26節のルートン・タウン戦では、多くの選手が負傷による欠場を強いられるようだ。

会見に出席したクロップ監督は、17日のブレントフォード戦で負傷交代したポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタについて、「ディオゴの場合は数カ月かかるだろう」と告白。「ケガを抱えている場合、5日目、10日目といった重要な日があり、その時にまた状況を判断する」と離脱期間が確定していないことを強調しながら、「期間を言いたくても言えない。そういうものなんだ」と現状を説明した。

また、ブレントフォード戦で同じく負傷交代を余儀なくされたイングランド代表MFカーティス・ジョーンズは、「骨じん帯に問題がある」とコメント。同試合で3人目の負傷者となったウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの状況に対しては、「良くない。確かにそうだ」と述べている。

さらに、ハムストリングにトラブルを抱えているブラジル代表GKアリソンは、「出場できない」と明言し、「筋肉の負傷で、どれくらいかかるか正確にはわからないが、当分は無理だろう」と発言。右ひざの負傷によってブレントフォード戦を欠場したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドと、ハムストリングを負傷中のハンガリー代表MFドミニク・ソボスライについては、「復帰に向かっている」と明かしたものの、「まだチームトレーニングには参加していない。つまり彼らも同様に出場可能ではないことを意味する」と欠場することを打ち明けた。

「ここに座って、私たちにはまったく問題がないと言いたいが、いくつか問題はある」と厳しい台所事情を吐露したクロップ監督。ルートン・タウン戦のメンバー構成は、一体どのようになるのだろうか。

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