ノエル・ギャラガー、ギブソン社からサイン入りギターを発売 

ノエル・ギャラガー(56)がギブソン社からサイン入りギターを発売する。エレキギター「78レスポール・カスタム」は、ロンドンのフラッグシップストア「ギブソン・ガレージ」のグランドオープン日となる24日(土)に店頭のみで発売、売上はノエルがアンバサダーを務める若年性がん患者のための慈善団体、ティーンエイジ・キャンサー・トラストに寄付される。

同モデルはノエルが友人で元ザ・スミスのジョニー・マー(60)から貰った2本目のギターを参考にしたという。ジョニーは、1本目のギターを壊したノエルに更に1本高価な同社のギターをプレゼントしたものの当時自分は酔っぱらっており、この出来事がアルコールを止めるきっかけになったと最近明かしていたところだ。

この2本目のギターは1994年の『ホワットエヴァー』をはじめ様々なオアシスの楽曲に使用されている一方、ジョニーが無名時代のノエルにあげた最初のギターは、同バンドの英ニューキャッスルでのライブ中、ステージに乱入してきた観客からフロントマンで実の弟リアム・ギャラガー(51)を守るためにノエルによって破壊されている。

今回発売されるモデルは同ブランドの「カスタムショップ・マーフィーラボ」が製作、ライトなエイジング加工が施され、ネック裏にノエルのサインが書かれている。

同モデルについてノエルはこう話す。「1994年にジョニーがくれたレスポール・カスタムは俺の一番好きなギターの一つでたくさんの歴史が詰まっている。リイシューモデルは素晴らしいよ、ほとんど同じに感じる。これがティーンエイジ・キャンサー・トラストの支援のために発売されることは嬉しいね」

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