シルベスター・スタローン、自らスタントをしないよう警告

シルベスター・スタローン(77)は、『エクスペンダブルズ』の撮影以降、「身体的に決して以前と同じではない」ことから、自らスタントシーンを演じないよう俳優たちに警告している。同2010年作で、ストーン・コールド・スティーヴ・オースティンとの銃撃シーンで重度の怪我を負ったスタローンは、完全に「回復」していないという。

自身のリアリティ番組『ファミリー・ストーン』の中で、スタローンはこう振り返っている。「馬鹿げたことをやったんだ。『エクスペンダブルズ』を監督していて、馬鹿のように、10テイクとかやっていた。一撃を覚えているし、実際に衝撃を感じたよ」「スティーヴは分かっていた。『エクスペンダブルズ1』から、回復することはなかったんだ」「あの映画以降、身体的に決して以前と同じではなかった」「人々に警告してきたよ。自分のスタントをするなってね」

そして同事故後、腰の手術を数回受けてきたスタローンは、「『ノートルダムのせむし男』のリメイクを作るってなったら、俺の準備はできている」とジョークを飛ばした。

これに対し妻ジェニファー・フレイヴィン(55)は、夫が腰の手術を受けるたびに家族は酷く心配しているとして「スライは痛みを隠そうとする。何もなかったふりをするのよ。とても多くの腰の手術を受けてきたことを知られたくないの」「スライが手術を受けるたびに、私たち家族はとても怯えているわ。どうなるかわからないもの」と明かした、

そんなスタローンは2022年、多くの怪我をしてきたことで自身の年齢を自覚させられているとして、「年をとるごとに、自分の中の子供を大切にしようとしているよ」「とても多くの怪我をしてきたことが、自分の年を感じる唯一の方法なんだ」とハリウッド・リポーターに語っていた。

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