タクシー運転手の男性が殺害され売上金が奪われた事件から25年 「心の中で時間は止まったまま」 静岡・富士市

富士市でタクシー運転手の男性が殺害された事件から 18日で25年。現場では花などが手向けられました。

1999年2月18日、富士市大淵でタクシー運転手の田切忠男さん(当時66)が首や腕などを刺されて 殺害され売上金を奪われました。

事件から25年となったきょう遺族や警察の捜査関係者が現場で花を手向けたり、田切さんが好きだったコーヒーを供えたりしました。

現場で田切さんの妻は「心の中で時間は止まったまま。一日も早く解決してほしい」と話していました。

富士警察署の捜査本部は延べ2万3500人の捜査員を動員し、現在も捜査を続けていますが、未だ犯人逮捕には至っていません。

富士警察署 武藤紀之刑事官
「長年ご遺族の方が抱えていた辛い悲しみ等を思うと、警察としては今後も引き続き犯人逮捕、検挙に向けて捜査を尽くして参りたいと考えている」

© 静岡朝日テレビ