秋田県八峰町と茂木町が友好都市協定締結 幅広い交流に向け調印式

友好都市協定書を掲げる堀内町長(右)と古口町長

 【茂木】町と秋田県八峰町(はっぽうちょう)は20日、友好都市として幅広い分野で交流し相互の発展を目指す友好都市協定を締結した。同町の堀内満也(ほりうちみつや)町長(47)らが町を訪れ、調印式に臨んだ。

 式には堀内町長や皆川鉄也(みながわてつや)町議会議長(76)ら八峰町から7人、町から古口達也(こぐちたつや)町長、渡辺直子(わたなべなおこ)町議会議長ら10人が出席した。両町長が協定書に署名し、協定が発効した。

 協定書には「町民間の相互交流」「産業振興・観光振興に関する相互協力」「教育・スポーツ・文化芸術に関する相互交流」「災害時の相互応援」など5分野の交流を掲げている。

 古口町長は「交流の絆をより強め互いに協力し合い、両町の発展につなげたい」。堀内町長は「両町の基幹産業の農業や観光面で交流を活発化させたい」などと、共に交流の末長い継続に期待した。

 両町で具体的な交流事業はまだ決まっていないが、古口町長は「町にない海や白神山地の奥深い山をまずは子どもたちに見せてあげられたら」と語った。茂木町議会が八峰町を今夏訪問したいとの意向も示された。

© 株式会社下野新聞社