「デニムパンツ」の最新トレンドは? 今っぽいアップデート方法はこれ【ストリートスタイル】

カジュアルからきれいめまで、あらゆるコーディネートにマッチするデニムパンツ。慣れ親しんだアイテムこそ、トレンドの形にアップデートすると今っぽい空気感をまとうことができます。2024年1月下旬に開催されたパリオートクチュールコレクション、2024年1月下旬から2月上旬にかけて開催されたコペンハーゲンファッションウィークのストリートから、デニムパンツの最新トレンド情報をお届けします。

どんな形がトレンド?

最新ストリートスナップでお洒落賢者たちが着用していたのは、細すぎず太すぎない、絶妙なワイドストレートタイプ。デニムパンツならではの抜け感はそのままに、カジュアルになりすぎないちょうどいい身幅が上品さも両立し、余裕感を演出してくれます。そんなデニムパンツを使ったコーディネートを5選ピックアップ。

カジュアルすぎない黒なら理想のバランスが手に入る

アパレルブランド『Loulou Studio』を手掛けるクロエ・アルシュは、黒のワイドストレートデニムパンツを活用。ボトムとマッチするよう、上品ツイードジャケットもゆったりシルエットにすることで気張りすぎないエレガンスを体現。

ローライズが今っぽさを後押し

トレンチコートにカットソー、そしてデニムパンツを合わせた王道きれいめカジュアルスタイルも、形にこだわればモダンに刷新することができます。パワーショルダーのコートなら、重厚感が生まれてスタイリッシュ。さらにデニムパンツはワイドストレートだけでなく、ローライズというもう1つのトレンド要素を盛り込むことでとことん今っぽくまとめて。

清々しい配色なら好印象

白とブルーの最愛配色で、クリーンさをアピールしたインフルエンサーのダーヤ・バラニク。すとんと落ちて仕立ての良さを感じるコートには、カジュアルすぎないストレートデニムパンツがお似合い。カットソー、カーディガン、コートのレイヤードで奥行きを宿し、少ない色数でも立体感を獲得しました。

締めすぎないボトムがこなれ感に繋がる

辛口な黒レザーロングコートに、優雅さ漂う白ボウタイブラウスを忍ばせて甘辛ミックスに。ハリのある素材のブラウスだからこそ、きゅっとタイをリボン巻きにすると立体感が引き立ちます。きちんと感のある装いを、程よくワイドなブルーストレートデニムパンツで外すとこなれ見えに直結。

技ありデニムで洒落感を増幅させる

ローライズ×ワイドストレートのデニムパンツは、ラインストーンの装飾と大胆なフロントスリットで着映え効果を倍増させて。ネイビーのジップアップパーカと黒ムートンコートのレイヤードが映えるのも、黒カットソーとブルージーンズのカジュアルをベースにしているからこそ。

最新ストリートスナップから、トレンドのデニムパンツスタイルをピックアップしました。定番のはずのデニムルックが垢抜けない… なんてときには、ぜひ形を今っぽく見直してみてはいかが。

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