ひろゆき 大阪万博の2億円トイレ報道受け私見「北陸の復興にお金使った方がよくない?」

(写真:時事通信)

2月20日、「ひろゆき」こと西村博之氏(45)がXで大阪・関西万博のトイレについて物申した。

2025年の大阪・関西万博については、会場内に設置する一部のトイレが2億円かかることが波紋を呼んでいた。2月20日には、斎藤健経済産業相が「便器が数十個設置される大規模設備で、一般的な公衆トイレと比べて取り立てて高額であるとは言えない」とコメントし、またも物議を醸している。

「万博会場には約40ヶ所の公衆トイレの設置が計画されていて、そのうち8ヶ所は若手建築家が設計します。その一部に約2億円で契約を行った施設があることが明らかになりました。同日の会見で自見英子万博相も”便器が50から60個設置をされる大規模な公衆トイレ”であることから斎藤氏と同様に”必ずしも高額とは言えない”と説明しています。

さらに、大阪の吉村洋文知事も同日、”実は、一般の公共施設のトイレと(1基あたりの)値段は大きく変わらないというのが事実です”と適正価格であることを強調。その上で、”建築家が万博会場で新しい建築技術や、価値観というトイレに魂も吹き込んでいる”とコンセプトを評価し、費用面と両立できていると説明しました」(全国紙経済部記者)

半年間しか開催されない万博のトイレ1施設に2億円もの大金を使うことに対しては、「高額ではない」との発言に反発の声も多い。実業家のひろゆき氏は、同日この2億円トイレについて報じた記事を引用してXで次のように疑問を呈した。

《大阪万博の仮設トイレは、便器一個400万円で2億円。大阪万博延期して、北陸の復興にお金使った方がよくない?》

予算の膨張に加え、能登半島地震の復興のための人や金のリソース確保として、延期や中止を求める声があがっている大阪万博。X上ではひろゆき氏に賛同する声が次々と上がっている。

《便器一個作る金でどれだけの被災者が救われるか》
《能登の被災地にトイレ作ってやれよ、と思うわ》
《被災した人よりも万博を優先するのが今の政治家って事ですよね》
《北陸で使った おさがりでええんちゃうか》

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