トラヴィス・ケルシー、カンザスシティ・チーフス優勝パレード銃撃事件の被害者への想いを語る

トラヴィス・ケルシーと兄ジェイソン・ケルシーが、カンザスシティ・チーフスのスーパーボウル優勝パレードで起こった銃撃事件の被害者への想いを語った。14日(水)、サンフランシスコ・49ersを下してスーパーボウルを優勝したことを祝うパレードがミズーリ州カンザスシティで行われ、その後ユニオン駅に集まっていた人々に向けて銃撃事件が起こり、1人が死亡、22人が負傷した。

ケルシー兄弟は、自身のポッドキャスト番組『ニュー・ハイツ』の新エピソードを21日(水)に配信する前に、番組のインスタグラムページに動画を投稿、その中で同事件を振り返ったかたちだ。

「事前に録音したエピソードが水曜日に配信されるけど、カンザスシティで行われたスーパーボウルパレードでの悲劇的な事件の後に、僕たちが話さないのはおかしいと感じたんだ」とトラヴィス、そしてジェイソンが「僕たちは全ての被害者、その家族、チーフス・キングダムの全ての人々、そしてコミュニティを祝おうとした日に居合わせたカンザスシティの全ての人々のことを想っていることを言いたかっただけなんだ」「残念で深く悲劇的な出来事が起こってしまった」と続けた後、素早く対応した警察やファーストレスポンダーの人々に感謝の言葉を語った。

また兄弟は、チーフスが開設した緊急対応基金のリンクをシェア、集まった寄付金が被害者やその家族、暴力の防止、メンタルヘルスのサービスに役立てられることを説明した。

トラヴィスは先日、銃撃事件により負傷した8歳と10歳の姉妹の家族のために開設されたGoFundMeのページに5000万ドル(約750万円)を2度寄付、一方で恋人のテイラー・スウィフトも命を落としたリサ・ロペス=ガルヴァンさんの遺族に同様の方法で5000万ドル(約750万円)を2度贈っていた。

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