グウィネス・パルトロウ、コメディミュージカルがスキー事故を起こしたユタ州で上演へ

グウィネス・パルトロウ(51)のスキー事故を題材にしたミュージカル『グウィネス・ゴーズ・スキーイング』がユタ州で上演される。

2016年のスキー場での衝突事故をめぐり、元検眼医のテリー・サンダーソン氏から訴えられていた裁判で勝訴したグウィネス、その注目を集めた裁判を描いた新作ミュージカルが今回、スキー愛好家にとって世界的に有名で、グウィネスらが衝突した地でもある、同州のパークシティで上演されることになった。

同ミュージカルのクリエイター、ライナス・カープがグウィネス、ジョセフ・マーティンがサンダーソン氏を演じ、トリクシー・マテルがグウィネスの母親ブライス・ダナーを演じる。

昨年サンダーソン氏は、グウィネスに310万ドル(約4億6500万円)の損害賠償を求めて訴えたが、サンダーソン氏に「100%」落ち度があったと評決が下され、最終的にグウィネスは損害賠償金「1ドル(約150円)」を受け取った。

ライナスは、この裁判の「バカバカしさ」に魅了されたと明かし、スカイニュースにこう語っている。「アカデミー賞受賞女優で、グープ創業者である女王が、ユタ州の法廷に立たされ、ハリウッドのセレブとは程遠いこの男が彼女を非難している。すべてがとても真剣に扱われている法廷内でのそのバカバカしさがとても魅力的だったんだ」

一方ジョセフは、この裁判は「演劇にとってゴールド」だとして「24時間ニュースが流れ、ソーシャルメディアやテレビカメラが法廷に映る世界では、すべての瞬間が即座にミームとなる」「ネット上で瞬時にクリックされるから、演劇のネタになるものがたくさん得られるよ」と話している。

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