「本当に嬉しい。勝利に相応しい」中国も経て13年ぶりにインテル復帰!34歳FWが大仕事!アトレティコ再撃破へ「僕らならできる」

現地時間2月20日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16第1レグで、インテルはアトレティコ・マドリーとホームで対戦。1-0で接戦をモノにした。

決勝点を奪ったのは、後半から出場したマルコ・アルナウトビッチだ。押し込むなかで迎えた79分、抜け出したラウタロ・マルティネスのシュートをGKヤン・オブラクが弾いたところを、やや角度を欠いた位置からきっちり詰め、ネットを揺らした。

34歳のオーストリア代表FWは、63分にゴール至近距離からのシュートを外しており、痛恨の決定機逸の汚名返上を果たす結果ともなった。

英公共放送『BBC』によれば、アルナウトビッチは試合後、「チームのためにも、ファンのためにも、本当に嬉しい。僕らは勝利に相応しい」と満足気にコメント。そのうえで、敵地で来月13日に戦う第2レグに向け、意気込みをこう伝えた。

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「マドリードでのもう1つのタフな試合が控えている。手強い相手だけど、僕たちならまたできる気がする。チームメイトにはとても感謝している。彼らは素晴らしい。それにコーチングスタッフ、彼らはいつも僕を支えてくれる。アトレティコはトップチームだけど、試合に勝てるように頑張るよ」

数年間中国でもプレーしたアルナウトビッチは、今夏にボローニャからローンで加入し、インテルに13年ぶりに復帰。先発機会は多くないものの、これで公式戦2戦連発で、セリエA前々節のローマ戦でのアシストを含めれば、3戦連続で得点関与と上り調子だ。

重要な終盤戦において、謙虚で頼もしいベテランストライカーのさらなる活躍に期待が懸かる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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