殷墟博物館新館が26日開館 4千点以上の貴重な文化財を展示

殷墟博物館新館が26日開館 4千点以上の貴重な文化財を展示

殷墟博物館新館の外観。(資料写真、北京=新華社配信/国家文物局提供)

 【新華社北京2月21日】中国国家文物局は19日、河南省安陽市にある商(殷)代の遺跡、殷墟で発掘された文化財などを集めた殷墟博物館の新館が26日に一般公開されると発表した。遺跡近くに建てられた新博物館には青銅器、陶器、玉器、甲骨などの文化財4千点近くが展示され、膨大で多様な展示品の4分の3以上が初公開の貴重な文化財となる。

 殷墟は中国史上初の文献調査が可能な、考古学の発掘と甲骨文字によって確認された商代末期の都城(首都)遺跡であり、中国で発掘の回数が最も多く、持続期間が最も長い古代の都城遺跡でもある。

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