佐々木麟太郎(花巻東高)が米スタンフォード大を選んだ理由

米スタンフォード大の進学が決まり、笑顔を見せる花巻東高の佐々木麟太郎(左)と佐々木洋監督=花巻市・花巻東高

 米スタンフォード大に進学が決まった高校通算140本塁打の佐々木麟太郎内野手(花巻東高3年)は20日、花巻市の同校で引き締まった表情で決意をにじませた。

 米国留学を発表した昨年10月以降に数校から打診を受け、1月に4校を訪問した。同大を選んだ理由について、日本人トレーナーや日本留学経験がある学生マネジャーの存在を挙げ「不安や心配事が一気にとれた。サポートの充実や大学の環境など、かみ合った部分が多かった」と喜びを語った。

 背番号は3に決定。花巻東高の出世番号17番やメジャー最多762本塁打のバリー・ボンズがつけた25番も候補だったが「長嶋茂雄さんがつけた3にした。記録だけでなく記憶にも残る名選手の印象」と明かした。

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