「おかずが足りん!!」モラ夫を前に、娘が「ママ、なんで離婚しないの?」妻の返事に、空気が凍った、、

自分はなにもしないのに、理不尽なことで文句を言うモラハラ夫。そんなモラハラ夫の言いなりになっている妻が反旗を翻すときが……! 今回は私の友人A子から聞いた、モラハラ夫のエピソードを紹介します。

食事の文句を言うモラハラ夫

専業主婦A子の夫は典型的なモラハラ夫。共働きなのに、家事や中学生になる娘のことはすべてA子任せ。にもかかわらず、特にA子が用意する食事についての文句が非常に多く、A子はうんざりしていました。

夫は夕食が一汁三菜でないと「おかずが足りん!」と言って不機嫌になります。また、メインが魚料理だと「もっと旨い肉を食わしてくれよ!」「おれは魚が嫌いなんだ」などと毎度小言を言ってきます。「こっちは少ない生活費で節約しながら作ってるのに」と反論したいA子でしたが、夫には口が裂けても言えません。口論になるのが目に見えており、すべてが面倒くさいと失望していたからです。

妻の思いもよらぬ一言

中学生の娘は、いつもなぜ母親が父親と離婚をしないか不思議に思っていました。ある晩、夫はいつものように食事の文句をタラタラ。それを聞いていた娘が耐えきれず、「こんなに文句ばっかり言う人となんで離婚しないの? 私なら絶対に離婚する!」とA子に向かって言ったのです。するとA子は、「他人だから」とごくごく自然に口から出てしまいました……。

普段はどれだけ文句を言っても言い返してこないA子が発したまさかの発言。あまりにも無表情な妻の顔からも本気度が伝わり、夫はさぞかしびっくりしたことでしょう。

ビビった夫がスマホで検索したこととは……

よく夫にスマホの使い方やわからないことをしぶしぶ教えてあげている娘は、ロックのかかっていない夫のスマホを勝手に使うことがよくありました。そんな娘が最近、夫がスマホで「熟年離婚 妻から」と検索した履歴があったと教えてくれました。いつもA子の前では偉そうにしている夫ですが、内心「妻から熟年離婚を切り出されるのではないか」とビクビクしていることが判明! と同時に、夫の小言の頻度が圧倒的に減りました。これを機に、これからはもっと対等にいこうと決めたA子でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K

© 株式会社ファッションニュース通信社