２０日も関東の広い範囲で気温が上昇し、栃木県内６つの観測地点で今年初めて２０℃を超えるなど季節外れの暖かさとなりました。お隣の群馬県では関東で今年初めての夏日を観測しています。
宇都宮地方気象台によりますと、南からの暖かい空気の影響で朝から気温が上昇し、県内に１４ある観測地点のうち６つの地点で今年初めて２０℃を超えました。最高気温は小山で２３．８℃、佐野と真岡で２３．３℃、那須烏山で２１．７℃、宇都宮で２１．６℃など各地で４月下旬から５月中旬並みの暖かさになりました。
また、１１の地点で今年の最高気温となり、このうち小山、佐野、真岡、那須烏山の４つの地点は２月の観測史上最高を記録しています。佐野市内では上着を脱いだり、半袖や短パン姿で過ごす人も見られました。
しかし、この暖かさは２０日までで、２１日以降は冬型の気圧配置や上空の寒気の影響で真冬の寒さに戻るでしょう。
宇都宮の２１日の最高気温は８℃の予想となっています。２０日と比べて１０℃以上下がり、この時期らしい寒さになることから寒暖差による体調管理に注意が必要です。
