カズレーザー AIに仕事が奪われる…?初心者向けに専門家がAIの使われ方を解説

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が20日に放送された。今回は『この春、日本を悩ます「アレルギー」と「人手不足」の対処法を学ぶ!』をテーマに、『カラダを使う仕事が安泰!?最新版AIに奪われる仕事 勝ち残る仕事』という講義で、日本のAI研究の最前線で活躍する専門家が、AIの発達による仕事のあり方や給料を上げる方法について解説を行った。

冒頭で専門家は、『生成AI』の誕生でAIを取り巻く環境が大きく変化していることを紹介。それまで膨大なデータから情報を引き出すだけだったAIが、アイデアの提案もできるようになったと言及した。その結果、多くの仕事が今後AIに取って代わられる可能性が高まったそうで、実際に、プレゼン資料の作成や映画のエキストラ出演などは、生成AIが代替するようになったため、アメリカなどでコピーライターやエキストラの俳優が職を失う『AI失業』が現実になっているという。

以前から、AIの発展によって今ある仕事が無くなるという議論は行われていたが、2013年時点の発表ではAIが参入しづらい仕事とされていた医療や教育、司法の現場でもすでにAIは導入済み。専門家は今後の仕事の価値を人と人とが向き合うことだと語り、「AIに任せられることは任せて、付加価値の高い仕事は自分にとって何かを考えて行動する」ことの重要性を口にした。

番組では、テレビ制作のスタッフが情報番組の仕事で生成AIを体験。通常2〜3日はかかるというリサーチをAIに依頼したことで、新しくオープンしたSNS映えするカフェや喫茶店に関する提案資料が即時に作成された。

労働力不足の日本ではAIが必須スキルになるそうで、いかにAIを使い倒せるかが今後の社会や労働者に求められるポイントだと専門家は指摘。カズレーザーも「使い倒す、は本当に一番重要な気がするんですよ」と専門家に共感し、「後からやってくるやつはわかんないってところでつまずくから、早めになんかやっといた方がいい」と、まずはAI技術に触れてみることの大切さを口にした。

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