四川盆地端部で新たな大規模シェールガス地帯を発見―中国

中国石化は四川盆地で新たな大規模シェールガス地帯を発見した。

中国石油化工集団(中国石化)は19日、同社の重慶市綦江区にある重点試掘井「丁頁11井」が、五峰組―竜馬渓組頁岩で大量のシェールガスを掘削し、1日当たりの生産量は20万4500立方メートルに達すると明らかにした。これは同社が四川盆地で新たな大規模シェールガス地帯を発見したことを示している。科技日報が伝えた。

綦江シェールガス田は盆地端部複雑構造エリアで発見された初の中深層―深層大型シェールガス田だ。中国石化は2022年に第1期・1459億6800万立方メートルの確認埋蔵量を提出し、現在は積極的に生産体制を構築中だ。今回大量のシェールガスが掘削された丁頁11井は四川盆地端部複雑構造の浅層部に位置する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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