県産ラズベリー 産学連携でさらなるブランド化へ

県産のキイチゴ、ラズベリーのブランド化を進める秋田市の高級菓子メーカーと県立大学、生産者が20日に会議を開き、取り組みの成果を報告しあい、さらなるブランド化に向けて連携していくことを確認しました。

高級菓子店のくら吉を展開する秋田市のゆう幸は、おととしから県立大学や生産者とともに県産ラズベリーのブランド化を本格的に進めています。研究をもとにした県立大学の技術指導を受け生産者が栽培した品質の高いラズベリー。「あきたフランボワーズミニョンヌ」と命名し、ゆう幸は市場価格より高く買い取り、高級菓子として価値を高め首都圏などで販売しています。

20日は3者が集まり、これまでの生産状況や商品の売り上げなどそれぞれ成果を報告しました。去年夏の猛暑の影響を一部で受けましたが、売り上げは順調に伸びていて目標を大幅に上回る見込みです。会議では取り組み3年目も安定した生産体制を構築して品質向上を図り、さらなるブランド化に向けて連携していくことを確認しました。

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