山本由伸が韓国開幕シリーズで先発 デーブ・ロバーツ監督が明言

日本時間2月21日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「変わる可能性はある」としつつも韓国・ソウルで行われるパドレスとの開幕シリーズ2試合にタイラー・グラスノーと山本由伸を先発させる予定であることを明らかにした。ローテーションの順序は不明だが、山本はメジャー1年目から開幕投手を務める可能性が出てきた。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、開幕投手としてメジャーデビューした場合、1943年のアル・ガーハウザー以来81年ぶりの快挙になるという。

山本は今週から始まるオープン戦で5人制ローテーションの登板間隔に慣れていくことになる。日本では週1度の登板だったが、ドジャースは5人制ローテーションで開幕を迎える予定のため、中5日、場合によっては中4日の登板もこなしていかなければならない。ただし、ドジャースは山本の登板間隔をなるべく長くするために、試合のないオフの日を積極的に活用していく方針だ。

ラングス記者によると、ライブボール時代の1920年以降、開幕投手としてメジャーデビューした選手は1925年のレフティ・グローブ、1938年のジム・バグビー、そして1943年のガーハウザーの3人だけ。昨季まで80年にわたって開幕投手としてメジャーデビューした選手は現れておらず、山本が3月20日に韓国・ソウルで行われるパドレスとの開幕戦で先発のマウンドに立った場合、実に81年ぶりの快挙となる。

また、ロバーツ監督は「彼には毎日、プランがあると思う」と大谷翔平に関しては調整を一任する方針を示している。いつオープン戦に出場するか、韓国開幕シリーズに出場するか、といった事柄に関しても大谷と相談しながら決めていくことになるようだ。指揮官は「屋外で打ちたいなら打てばいいし、屋内でやりたいならそれでもいい。彼が健康ならばすべてが素晴らしい」と語っており、シーズン開幕に向けて、大谷が健康を維持してくれることだけを願っている。

The post 山本由伸が韓国開幕シリーズで先発 デーブ・ロバーツ監督が明言 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.