頻発する浸水被害を防ぐ…静岡県が「流域治水」を柱に取り組み策定

豪雨などの被害を教訓に、静岡県は、流域全体で水害を軽減させる「流域治水」を柱とした取り組みを策定しました。

おととしの台風15号では、県内の5700軒以上で床上浸水が確認され、去年6月の台風2号でも県西部から東部にかけて広い範囲で浸水被害がありました。

気候変動による甚大な水災害の頻発を受け、県は新たな取り組みを策定。自治体や企業、住民を含めた流域のあらゆる関係者が主体的に対策に取り組む 「流域治水」を推進するとしました。重点対策には▼3次元データで土砂の堆積状況を把握し氾濫を防ぐことや、▼浸水状況を短時間で把握するなど29項目が盛り込まれました。

© 静岡朝日テレビ