ブライトンの三笘薫にタックルを試みたホルゲートが人種差別の被害…クラブは公式声明を発表

写真:三笘薫に対し危険なタックルを試みたホルゲートが人種差別の被害を受けている

ブライトンに所属する日本代表FW三笘薫に対して危険なタックルを試みたシェフィールド・ユナイテッドのDFメイソン・ホルゲートが人種差別の被害を受けている。シェフィールド・ユナイテッドはこれを受けて公式声明を発表した。

ホルゲートは、現地時間2月18日に行われたプレミアリーグ第25節のブライトンとシェフィールド・ユナイテッドの試合で三笘薫に対しタックルを試み、レッドカードを提示され退場処分となっていた。

そのホルゲートは、人種差別の被害を受けていることをインスタグラム公式アカウントで明かした。また、同選手は自身に送られてきた人種差別的発言に対して同SNS上でこう発言した。

「クラブ、チームメート、サポーターを失望させてしまったこと、そしてそのようなプレーをしてしまったことについては謝罪するしかない。しかし、この48時間は耐え難かった。僕のアカウントに絶え間なく送られる人種差別的な暴言…。スポーツ界と社会とが連携して努力しなければならない。人種差別に対しては相応の結果が求められるべきだ」

さらに、シェフィールド・ユナイテッドはホルゲートが人種差別の被害を受けていることについて公式声明を発表した。

「シェフィールド・ユナイテッドは、日曜日に行われたブライトンとの試合で、メイソン・ホルゲートが受けている人種差別的な暴言に対し、可能な限り強い言葉で非難する。我々はメイソンを支持し、彼がソーシャルメディア上でこの被害を明かしたことに拍手を送る。クラブは関係機関と協力して調査にあたる。我々の試合に人種差別の入り込む余地はない」

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