帝国データバンク松山支店によりますと、愛媛県松山市に本社を置き、運送ドライバー派遣などを手掛けていた「プログレード」が、6日付で松山地裁から破産手続きの開始決定を受けたということです。
同社は2005年8月に操業。
運送業者への人材派遣をメインに、自社での運送業のほか、アクアリウムの販売やリースなども手掛けていたということです。
しかし、需要縮小や同業他社との競争激化、コスト増などを背景に業績は伸び悩み、2022年6月期の売上高は収支いっぱいの約1億2000万円。
その後も資金繰りに窮したほか、従業員の退職や採用難もあって経営立て直しが困難となり、2023年6月頃に事業を停止したということです。
負債は約1億円です。