さらに上を 岡山スポーツ賞表彰式 7個人3団体たたえる

個人賞を受賞し、表彰されるソフトテニスの上松俊貴選手(左)=岡山市内

 岡山スポーツ記者クラブ(山陽新聞社など16社加盟)が選定する「第63回岡山スポーツ賞」の表彰式が21日、岡山市北区下石井のピュアリティまきびで開かれ、昨年の杭州アジア大会ソフトテニスで日本勢初の3冠を達成した上松俊貴選手(NTT西日本)に個人賞、社会人野球の全日本クラブ選手権を岡山勢で初めて制したショウワコーポレーション硬式野球部に団体賞を贈るなど7個人3団体をたたえた。

 岡山県議会の小倉弘行議長、県スポーツ協会の松井守専務理事、県スポーツ振興課の山本浩之課長が来賓で出席。同記者クラブ代表幹事を務める岸康宏山陽新聞社運動部長のあいさつに続き、共同通信社の島田哲也岡山支局長が受賞者一人一人に記念の盾を手渡した。小倉議長が「皆さんの活躍が県民に元気を与える。さらに上を目指してください」と激励した。

 受賞者を代表し、上松選手が「たくさんの方に支えられ、良い結果報告ができた。この賞を励みにしっかり頑張っていきたい」と謝辞を述べた。

 岡山スポーツ賞は1961年に創設され、県内在住、出身者を中心に国内外の大会で優れた成績を収めた選手や指導者らに贈っている。表彰式の開催は新型コロナウイルスの影響で4年ぶり。

 他の受賞者は次の皆さん。(敬称略)

 【個人賞】自転車 太田海也(日本競輪選手会・楽天Kドリームス)▽テニス 加治遥(島津製作所)▽アーチェリー 中西絢哉(シーアール物流)▽ゴルフ 久常涼(SBSホールディングス)▽柔道 白石響(環太平洋大)

 【団体賞】京山中陸上部▽就実高バレーボール部女子

 【功労賞】西畑美希(就実高バレーボール部女子監督)

岡山スポーツ賞を受賞した選手ら

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