<不思議な話>知人「俺、霊感あるんだ」ある日、私が腹痛で苦しんでいると → 『手当て』の力で──!?

これは私が実際に体験した出来事です。目に見えない不思議な力を信じざるを得ない、奇跡のような体験でした。

霊感があるAさん

近所に霊感があると自称するAさん(男性)が住んでいます。Aさんに霊感があるかどうかはさておき、話が合うので親しくしていました。

よく仕事帰りに我が家へ寄って、玄関先で立ち話をしてサッと帰っていく……Aさんはそんな感じの人で、独特の雰囲気があります。来るタイミングも気分のままで帰るタイミングも突然。

ときには自宅まで来てインターフォンは鳴らさず、手土産を玄関の取っ手にかけて帰るようなこともあり、本当に付き合いが長くなっても掴めない性格なのです。

Aさんはひんぱんに自身の身に起きた心霊体験を話してくれましたが、私は普段からおちゃらけているAさんの話を半信半疑で聞いていました。

Aさんが普段からおちゃらけていることに加えて、話してくれる心霊体験は予想を超えるようなハッキリと霊を見たといった話が多かったことも、半信半疑でいた理由の1つでした。

手当てのパワー

その日私は自宅で猛烈な腹痛におそわれて、悶えていました。あまりの痛みに救急車を呼ぼうかと悩んでいたところに、Aさんが自宅を訪ねてきました。

私はAさんに「急にお腹が痛くなって耐えられない。病院へ行く。」と説明。

Aさんは「ごめんね、ちょっと触るよ。」と言い、服の上から私のお腹に手を当て始めました。すると、ほんの数十秒でAさんの手が熱を持ち始めたのを感じました。温かいな~と感じたのは最初の数秒で、そのあとは明らかに人の手とは思えない「熱い!」と感じるほどの体温になったのです。

そのまま1分か2分ほど、Aさんが手を当て続けると、不思議なことにお腹の痛みが取れ始めました。さっきまで悶えていたのが嘘かのように、お腹の痛みはまったくと言っていいほどなくなりました。

そのとき私が思ったことは「手を当てると書いて手当て。まさに手当てだな。」ということ。

Aさんにどんな力が宿っていたのかはわかりません。いまでも信じられませんが、本当に私が体験した『手当て』のお話です。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A

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