島根県警組織犯罪対策課と松江警察署は21日、鳥取県鳥取市に住む建築業の男(66)を税理士法違反の容疑で再逮捕しました。
男は、島根県内在住の男2人と共謀し、2020年7月に国から持続化給付金100万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、2月1日、逮捕されています。
この事件でも、税理士でないのに申請に必要な確定申告書の作成に関わっていた疑いが持たれていますが、時効の3年が過ぎていて、立件できませんでした。
その後の捜査で、2021年6月頃から2022年7月頃の間にも、法人税確定申告書と地方法人税確定申告書等を合計5通作っていたことが分かり、再逮捕したということです。
調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めていて、今回の申告書も犯罪に使われた可能性があると見て、使途や作成の経緯を警察が調べています。