『バー・ブエノスアイレス』のアナログ盤リリース企画第2弾がリリース

世界の美しく繊細な音楽を紹介する『バー・ブエノスアイレス』が、これまでにリリースしてきた10枚のコンピレーション・アルバムに収録してきた数多くの音楽から選りすぐり、2枚ずつ両A面としてアナログ盤としてリマスタリングを施し5作品リリースするプロジェクト『bar buenos aires essentials』。昨年3月にリリースされた『バー・ブエノスアイレス・エッセンシャルズ Vol.1(LP)』に続き『同 Vol.2(LP)』が2月29日(木)にリリースされます。

Vol.2は、2013年に発表した3作目『星の輝き』と2014年の4作目『ソワレ』からの楽曲をカップリング。今回も全曲が初レコード化となり、室内楽やソロ・ピアノなどbar buenos airesを象徴する代表曲が並びます。

Side-A「estrella / -星の輝き-」には、ニューヨーク在住のジャズ・ピアニスト、クラウス・ミューラーがロン・カーターとポルティーニョを迎え洒脱なアンサンブルを聴かせる「Far-Faraway」、ニルソン・マッタによる、ヴィニシウス・ヂ・モライス作の名ワルツのカヴァー「Valsa de Eurídice」、フランス出身のフランソワ・モランが、アンドレ・メマーリ、ネイマール・ディアス、ルイス・ヒベイロらブラジルの名手を招いて録音した作品『ネッサンス』に収録された「Caminhando no Calçadao」、そしてコンピレーションに独占収録されたカルロス・アギーレの書き下ろし「Estrella (entre el espacio y la luz) 」を収録。

Side-B「soiree - dedicated to Bill Evans / ソワレ - ビル・エヴァンスに捧ぐ-」では、フルート / サクソフォン奏者のポール・リバーマンによるフルートが清らかに奏でる「My Bells」、オーストラリアのピアニスト、トニー・グールドのピアノ独奏による「Children's Play Song」、初代パット・メセニー・グループのメンバーでもあったドラマーのダニー・ゴットリーブが率いるピアノ・トリオがリリカルに描く「Soiree」に加え、こちらもアルバムのためにカルロス・アギーレとキケ・シネシがブエノスアイレスで録音した「September Fifteenth- dedicated to Bill Evans」など、ビル・エヴァンスを取り上げた珠玉のサウンドが味わえます。

既に入手不可能な貴重な音源を収めた本LPには、収録曲解説のほか、CD発売時に掲載された同内容のコラム「カルロスと聴いた音楽」と本LPのための書き下ろした「bar buenos essentialsについて」、ダウンロード・コードも付属します。

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