【財前宣之のJ1順位予想】実力者を補強の神戸が今季も優勝候補。J1初挑戦の町田がどこまでやれるかにも注目

2024シーズンのJリーグ開幕が間近に迫る。今季も熱いバトルでファン・サポーターを楽しませてくれるはず。本稿では、現役時代、仙台や山形などで活躍し、引退後は2016年に開設したサッカースクールでコーチも務める財前宣之氏に、J1リーグの順位を予想してもらった。

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前線にタレントが揃っている神戸、横浜、名古屋を上位に予想した。

昨季のベースがあるうえに、井手口陽介や岩波拓也ら実力者を補強した神戸が、今季も優勝候補とみる。個人的には昨季に福岡で復調した井手口が、チャンピオンチームでもともと持っているポテンシャルを発揮できるか注目したい。

J1初挑戦の町田は資金力や黒田剛監督のマネジメントを含めてクラブとしてどこまでやれるのか、J2から昇格の東京Vや磐田もそれぞれが志向するサッカースタイルでどこまで戦えるのか、各チームの指揮官にも期待だ。

昨季にルヴァンカップを制した福岡だが、井手口や山岸祐也ら主力が抜けた穴は大きいか。京都や湘南も補強をしているものの、J2から上がってきた3チームも昨季の勢いがありそうで、戦力的に厳しい戦いが想定される。

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●財前氏のJ1順位予想
1位 神戸
2位 横浜
3位 名古屋
4位 FC東京
5位 浦和
6位 鹿島
7位 町田
8位 川崎
9位 C大阪
10位 G大阪
11位 広島
12位 柏
13位 札幌
14位 鳥栖
15位 磐田
16位 新潟
17位 東京V
―▼J2自動降格圏内―
18位 京都
19位 湘南
20位 福岡

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

※サッカーダイジェスト 2023年2月23日号から転載。一部加筆修正あり。

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