今夏のバルセロナ退団説にデ・ヨングが怒り…嘘の報道に「腹が立っている」

虚偽の報道への怒りを示したデ・ヨング[写真:Getty Images]

バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが怒りをあらわにした。スペイン『スポルト』が伝えた。

2019年夏にバルセロナへ加入して以来、中盤の主力の1人として活躍を続けているデ・ヨング。しかし、慢性的な財政難やサラリーキャップに悩まされているバルセロナにおいて、高給取りかつ多大な移籍金をもたらす存在であることから、度々移籍話が取り沙汰されている。

つい先日も今夏のバルセロナ退団の可能性が報じられていた中、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、ナポリ戦前の会見に出席した・デヨングはこういった噂を否定。世間に出回っている自身の給与額なども間違っていると主張した。

「最近、マスコミが書いていること全般に少し腹が立っている。普通ではないことが報道されている。なぜ事実ではないことを言うのか理解できない。少しも恥ずかしくないのか? 僕はこの全てに少しイライラしている」

「多くの煙が立ち上っている中で、僕の給与についての話も出ている。もし僕が4000万ユーロ(約64億9000万円)ほど稼いでいるのだとしたら… 実際は僕が稼いでいる額とは程遠い。数字は言わないが事実ではない」

「バルサでとても幸せだ。バルサは僕の夢のクラブだ。ここに何年もいられることを願っている」

また、クラブ内部からのリークの可能性についても言及。いずれにせよ状況は変わらないだろうと推測している。

「そうでないことを願っているよ。多くのことがでっち上げられているのはわかっている。事実ではないものだ。多くの人々や選手、コーチたちと一緒にやっているし、変わってほしいとは思うけど変わらない気がする。事実ではないことがでっち上げられる」

さらにデ・ヨングは「僕のプレーが悪いとかレベルが低いとか言われるのは大丈夫だが、嘘は変えなければならない」とメディアに念押し。一方、2026年6月までとなっている契約の延長交渉については、現在行っていないと認めたようだ。

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