川崎のお株を奪う等々力劇場!山東泰山の韓国人指揮官が自信「さらに勝ち進むチャンスは十分」「第1戦で敗れ、誰もが…」

中国の雄、山東泰山を率いるチェ・ガンヒ監督が、逆転での日本の難敵撃破に声を弾ませた。アジアサッカー連盟の公式サイトが伝えている。

2月20日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグのラウンド16第2戦で、山東泰山は川崎フロンターレと等々力陸上競技場で対戦。ホームでの第1戦は2-3で敗れていたなか、異国では4-2で打ち破り、2戦合計6-5でベスト8に駒を進めた。

チェ・ガンヒ監督は「第1戦で敗れた後、誰もが悪い状況だと考えていた。しかし、チームとしてはポジティブに考え続け、努力の結果、準々決勝に進出できた」と満足気にコメント。逆境を跳ね返した誇らしきイレブンを称えた。

「絶対に勝たなければならない試合だと分かっていた。選手たちは攻守で素晴らしい仕事をしてくれた。先制点は私たちに大きなモチベーションを与えてくれたし、選手たちのパフォーマンスを見ても分かるように、エネルギーに満ち溢れているようだった」

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準々決勝の対戦相手は、横浜F・マリノス対バンコク・ユナイテッドの勝者。64歳の韓国人指揮官は、引き続き厳しい戦いを覚悟しつつも、難敵連破に自信を示した。

「ラウンド16を突破するのは簡単ではなかった。この後、また180分間プレーしなければならないが、選手たちが今日見せたレベルを維持すれば、さらに勝ち進むチャンスは十分にあると思う」

今回ばかりは、アウェーの中国チームが後半アディショナルタイムのV弾で、“等々力劇場”の主役となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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